日本でも随分主流になってきた食洗機、最近は各メーカーからたくさん出ていますね。
一体何を基準に選べばいいんでしょう。
今日はビルトイン食洗機のお話です。
食洗機の扉はフロントオープンとスライドオープンの2種類があります。
フロントオープンとは、扉を手前に倒して中にあるカゴだけを手前にスライドさせるタイプ。
フライパンや大きいお皿など容量の大きいものに対応していますが、下段のカゴに入れる際にはかがまないと入れにくいです。
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スライドオープンとは、扉とカゴが一体化しており、扉を手前にスライドさせるとカゴが出てくるタイプ。
立ったまま食器の出し入れができ楽ですが、容量はフロントオープンより少なめとなります。
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日本製はスライドオープンの幅45センチが主流ですが、一方で外国製はフロントオープンの幅60センチが多いです。
これは日本人がマメな性格で、毎食後きっちりお皿を洗浄するからと言われています。
つまりこまめに洗うので、容量よりも入れやすさや乾燥といった機能を優先させているということです。
一方で外国人は、1日2~3回分の食器をまとめて洗うことが多いのと、オーブン料理が中心で大きなお鍋を使うので、容量が大きいものが必要になってくるということです。
外国では食洗機を導入している家庭が多いですので、逆にシンクは日本より小さめですね。
食器をつけておくスペースが要らないからです。
価格帯は商品によって大きな差がありますが、大きくは
日本製:10万円前後
外国製:20万~40万円
やはり外国製は高いと言わざるを得ません。
とはいえ容量はとても大事ですので、お客様の中にも外国製の食洗機にしたい方がおられます。
我が家も、鍋やフライパンなど全て食洗機で洗いたかったので、ガゲナウというドイツのメーカーの食洗機を導入しています。
今は、日本製でオープンフロントタイプも出ていますし、LIXILやクリナップなど外国の食洗機を導入している日本のキッチンメーカーもありますので、ショールームなどで説明を受けて頂くか、弊社への問い合わせも大歓迎です。
決して安い商品ではありませんので、ぜひプロに聞いてから選んでくださいね。
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